オンライン商談で、自分の話がちゃんと伝わっているのか分からず、一方的に話し続けてしまった経験はないでしょうか。対面なら相手の表情や体の動き、部屋の空気感からも反応が読めますが、画面越しではその情報が大きく減ってしまい、不安になりやすいものです。この記事では、オンライン商談の伝わり方を変える小さな工夫を紹介します。

相槌は対面より少し大きめに

画面越しの相槌は、対面より伝わる情報量が少なくなります。小さくうなずくだけでは、相手の画面では気づかれないこともあります。「なるほど」「そうなんですね」「よく分かります」と声に出す相槌を対面より少し増やすだけで、相手は「聞いてもらえている」と感じやすくなります。無言でうなずくだけの相槌に頼らないことがポイントです。特に相手が話している間、こちらの画面が固まって見えると、聞いていないのではと不安にさせてしまうこともあります。

話すときはカメラのレンズを見る

画面に映る相手の顔を見ながら話すと、相手の画面では目線が下や横にずれて見えてしまいます。話すときは、画面ではなくカメラのレンズそのものを見るようにすると、相手には目が合っているように映ります。慣れないうちは不自然に感じますが、要所だけでもレンズを見る癖をつけるだけで印象が変わります。ずっとレンズを見続ける必要はなく、大事な一言を伝える瞬間だけ意識すれば十分です。

画面共有中も相手の顔が見える配置にする

資料を全画面表示にすると、相手がどんな顔で聞いているか分からなくなり、話しすぎに気づけないまま進んでしまいます。資料のウィンドウを画面の一部に収め、相手の顔が見える位置に配置しておくと、表情を見ながらペースを調整できます。難しければ、数枚に1回は画面共有を止めて相手の反応を確認する、という区切り方でもかまいません。特に求人条件など細かい話が続くページでは、意識的に区切りを入れると相手の理解が追いつきやすくなります。より詳しいオンライン商談の進め方全体を知りたい場合は、オンライン商談の進め方も参考になります。

沈黙が続いたら一言尋ねる

回線の遅延やタイムラグで、対面より沈黙が気まずく感じられることがあります。沈黙が数秒続いたら、「ここまでで何かご質問はありますか」と一言尋ねるだけで、相手も発言しやすくなります。無理に沈黙を埋めようと話し続けるより、相手に話す番を渡す方が、結果的に商談は前に進みやすくなります。回線トラブルで言葉が被った場合も、慌てず「すみません、お先にどうぞ」と譲る一言があると、その場の空気が和みます。

まとめ

オンライン商談は、相槌を少し大きめに、話すときはカメラ目線、画面共有中も相手の顔が見える配置にする。この3つを意識するだけで、伝わり方は確実に変わります。特別な機材や準備は必要なく、次の商談からすぐに試せる工夫ばかりです。