出社してすぐメールを開き、返信しているうちに気づけば午前中が終わっていた、という経験はないでしょうか。朝の使い方が決まっていないと、架電を始めるタイミングがどんどん後ろにずれてしまい、1日を通してリズムを取り戻せないまま夕方を迎えることになります。この記事では、開拓営業の朝30分をどう使えば1日の架電の質が上がるかを、順番を追って紹介します。
メールより先にリストを開く
朝一番に受信箱を開くと、返信や社内連絡に時間を取られ、気づけば架電を始める前に午前中の半分が過ぎてしまうことがあります。おすすめは、メールより先に今日の架電リストを開くことです。「今日は誰に、何件かけるか」を先に決めてしまえば、その後のメール対応は架電の合間の隙間時間に回せます。メールは緊急のものだけ先に目を通し、返信は後回しにしても大抵の場合は問題ありません。順番を変えるだけで、1日の主導権を自分で握りやすくなります。慣れないうちは、出社してから最初にやることをスマホのメモにでも書いておくと、朝の判断疲れを減らせます。
優先順位は3段階で十分
架電リストを開いたら、全部を同じ熱量で追う必要はありません。「今日中に必ずかける先」「時間があればかける先」「今週中でよい先」の3段階に分けるだけで、忙しい日でも何を優先すべきか迷わなくなります。細かく分類しすぎると朝の時間を食ってしまうため、3段階程度がちょうどいい粒度です。この分類を毎朝5分でやる、と時間を決めておくと、考えすぎて手が止まることも防げます。前日の終わりに軽くメモしておき、朝は見直すだけにする形も試してみてください。
前日の宿題を先に片付ける
前日の商談で「また連絡します」と言ったまま放置している宿題はないでしょうか。夜のうちは疲れていて後回しにしがちなので、朝のうちにこうした宿題を先に片付けておくと、日中の架電に集中しやすくなります。宿題を溜めたまま架電に入ると、頭の片隅に「あれもやらなきゃ」という感覚が残り、集中力が落ちる原因にもなります。案件ごとの宿題やタスクの管理をもう少し仕組み化したい場合は、案件管理の方法も参考にしてみてください。
最初の1件は「軽い相手」から
朝一番から難しい相手にかけると、うまくいかなかったときに気持ちが引きずられてしまい、その後の架電にも影響が出やすくなります。最初の1件は、話しやすい相手や見込みの高い相手から始めて、小さな成功体験を作ってから本命のリストに進むと、その後のペースが作りやすくなります。「おはようございます、○○の件で」と決まった一言から入れる相手を最初に選ぶだけでも、声の出だしが軽くなります。
まとめ
朝はメールより先にリストを開き、優先順位を3段階で決め、前日の宿題を片付けてから架電を始める。この順番を守るだけで、1日の架電の質は変わってきます。特別な準備はいらないので、明日の朝から試してみてください。